手作り工程

100%手作りへのこだわり 多くの時間と手間をかけてでも、革本来の風合いを大切にしたい。
それが古くからの技法・そして温かみのある手縫いです。
時間をかけて丹精に製作して行く、生産第一の現代社会とまるで逆行した姿勢ですが、
この手間が堅牢で味わい深い、良い本革製品を作り出すのです。
【いdesign】にはどこか温かみが感じられるのは、自然に寄り添ったものづくりを心がけているからかもしれません。
自然からの産物である革を、職人の手により製法・製造することがこだわりです。
材料のカット・加工 型紙に合わせ、一つ一つ丁寧にカットしていきます。
すべてをカットし終えた後、裏地にトコノール(裏目仕上げ剤)を塗り、乾いた後に磨きます。
これにより、縫い終わって見えなくなった箇所にも強度・長持ちを心がけています。
良い建築家は土台・壁の裏にも手を抜かないでしょう。

金具付け・のり付け とめ金具等が仕上がった後に見えないように考え設計しました。
この工程の為に1mmまで箇所にこだわっています。
のり付けは必要箇所に満遍なくすり込ませ、革と革とを丹念に接着していきます。
しっかり接着することが更なる強度の強化・長持ちへとつながっていきます。
接着部がきれいな箇所が革本来のツヤをいっそう引き出してくれます。

平目打ち 平目打ちという道具でレースを編む箇所に穴を開けていきます。
1箇所1箇所均等に直線を打って行き、カーブへはひと穴ひと穴開けていきます。

ダブルレース編み 本革のレースを出来上がりの美しいダブル編みをします。
シングル編みという方法も在りますが、ほかの製品にも使われているこの編み方は簡易的で、簡略した方法のようにも見えるため
いdesignではダブル編みのみを行っています。
この網方は非常に複雑で、長さも必要とします。
本製品のダーツケースには1つ7メートルものレースを使用し編みこんであります。
ダーツ本体が入るケース下部は【マチ】もあり、上部のティップ入れ・カード入れへも丁寧に編に込んでいきます。
最終的にこの編み込みこそが各箇所への強度を最大に高め、シルエットを美しくしてくれているものになります。

仕上げ レザーワックスを塗ることで更なる革本来のの美しさを引き立たせます。

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